実家の片付けで売れるものを見逃さない!高価買取が期待できる品目と損をしないための業者選びを徹底解説
実家の片付け、特に遺品整理は肉体的な労力以上に何を残し、何を処分するかという精神的な重圧が伴います。目の前にある品がただの不用品なのか、価値ある遺産なのかの判断に迷い作業がストップしてしまう方は少なくありません。
実は高額で売却できたはずの品をまとめて安価に処分してしまい、後で後悔するケースも後を絶ちません。
この記事では、実家の片付けで意外と売れるものを見逃さないための具体的な品目リストを実際の実家じまい経験者の視点から詳細に解説します。さらに、その買取額を整理費用に充当し、費用負担を劇的に抑えるためのコツも説明します。
高額請求や不法投棄といった悪質な業者トラブルに遭うことなく、安心して片付けを完了できるよう、信頼できる業者を見極めるためのポイントも分かりやすくお伝えします。
この記事を最後までお読みいただければ、もう実家の片付けで悩むことはありません。安心して次の一歩を踏み出しましょう。
この記事のポイントは?
実家の片付けで売れるものを見逃さないためにできることは?

実家の片付けや遺品整理を進める中で、「これは売れるのだろうか?」と疑問に思っていませんか。ここでは、実家の片付けにおける買取の重要性と見極め方について解説します。
処分・分別ストレスともったいないを解消
実家の片付け、特に遺品整理は、単なる物理的な作業ではありません。故人への思い入れが詰まった品々を前に「これは捨ててもいいのか?」という心理的な葛藤が伴います。
売却、すなわち買取は、故人の品に再び価値を見出し次の使い手に引き継ぐという、新しい形の供養であるとも言えます。
不用品をただ廃棄するのではなく、現金化することでその品に秘められた価値を活かすことができます。
買取で遺品整理費用を抑えられるメリット
実家の片付けや遺品整理の費用は、以下のような多様な要因によって変動します。
- 現場の広さ
- 遺品の総量
- 作業員の人数
- トラックの台数
- 搬出の難易度
特に、遺品の量が多いほど作業時間が増え人件費や車両費がかさむため、総額の負担が大きくなる傾向にあります。
買取に対応している専門業者に依頼することで、査定によって算出された買取価格を遺品整理作業の費用に充当することが可能になります。
つまり、売却額が整理費用から差し引かれるため、最終的に負担する費用を抑えることができるのです。片付けを始める前に価値ある品物を正しく見極めておくことが、経済的な負担を軽減するため重要となります。
必ず専門業者に査定を依頼する
実家の片付けを始める際、一般の方が家にある物を古いものやガラクタとしてまとめて処分してしまうケースが多く見受けられます。しかし、専門知識を持つ鑑定人が見れば、それが数万円、あるいは数十万円の価値を持つ品であることは珍しくありません。
特に、骨董品や美術品、特定のブランド品などはその価値の判断が困難であり、知識の乏しい業者が査定すれば不当に低い価格が提示されたり、価値が見過ごされたりするリスクがあります。
高値がつきそうな品物の特徴を事前に把握し、それらを適切に扱うことができる専門知識を持った業者に査定を依頼することが、損をしない片付けを実現する第一歩となります。
実家の片付けで高額買取が期待できるものは?

実家の片付けで売却できる品物は多岐にわたります。ここでは、実際に高価買取が期待できる主要カテゴリーとそれぞれの査定ポイントを詳細に解説します。
貴金属(金・プラチナ)
貴金属は純度と重量によって価値が決まるため、形状や破損状態に関係なく高価買取の対象となります。
指輪やネックレスといった一般的なジュエリーはもちろん、古い万年筆のペン先やメガネのフレームに使われている金も見逃せません。
さらに、見落とされがちなのが金歯です。
金歯に使われている金は純度が高く、重量によっては高価買取の対象となる可能性があります。貴金属専門の買取業者であれば正確に査定が可能です。
高級時計
ロレックスやカルティエ、オメガ、シャネルといった海外の高級ブランド時計は、高い精度と普遍的なデザインにより世界的な需要があります。
特にロレックスのデイトナやGMTマスターのような特定のモデルは、コレクター市場で価格が高騰する傾向があります。
また、国内ブランドのセイコーやカシオであっても、限定モデルや歴史的価値を持つ希少なアイテムには意外な高値がつくこともあります。
高額品目の査定額を最大化するためには、品物本体だけでなく箱や保証書、取扱説明書などの付属品を必ず揃えておくことが基本です。
付属品が揃っていることで製品の真正性や経緯が証明され、買取価格影響を与えます。
骨董品・美術品・古道具
骨董品や美術品は、真贋や価値の判断に高い専門知識と経験を持った鑑定士による目利きが不可欠です。一般の買取業者では、その品本来の価値を見誤るリスクが高いため、専門家集団に依頼すべき分野です。
骨董品において価値が高いとされる基準は、古い年代の作品であることだけではありません。重要なのは以下です。
- 名前が知られている作家の作品
- 希少もしくは高額な素材で作られている
- 作品の状態
掛け軸・絵画では300万円以上の高額取引が期待できる品目があります。落款や銘、サインが施されているかどうかが作品の価値を裏付ける証明となります。
茶道具
以下のような茶道具で歴史的背景を持つ品は、希少価値が高く、何百万という買取価格がつく可能性もあります。
- 水注
- 水差
- 蓋置
- 香合
- 棚
- 花入
着物・和服
着物や和服も素材や染め、織りの技術によって高価買取が期待できるカテゴリーです。
特に価値が高く評価されるのは伝統的な織物系の着物です。例えば、以下の買取相場が期待できます。
- 大島紬:最大で20万円前後
- 黄八丈:18万円前後
- 紅花紬・芭蕉布:15万円〜6万円程度
もちろん、留袖、振袖、訪問着といった種類も、その種類に応じて15万円〜30万円前後での買取相場が見込まれます。
着物の価値を決定づけるのは証紙(品質証明書)の有無です。品質証明書を紛失していると査定額に影響が出ることがあります。
また、保管状態も重要であり、シミ、虫食い、カビなどが付着していないか確認し、状態が良いまま査定に出すことが必要です。
趣味の世界とニッチなコレクション品
実家で意外な高値がつくのが、故人の趣味や収集品です。
特定の専門コレクター市場で評価されるため、一般の業者では価値を見誤られがちです。専門的な買取ルートを持つ業者に評価を依頼すべきアイテムです。
過去のブームが再燃しているアイテムも予想外の高値となることがあります。高く売れるものには以下の品が期待できます。
- レトロゲーム
- フィギュアやアニメグッズ(特に初期のもの)
- 特定のディズニーグッズ
さらに、特定の記念品や古いカメラ、釣具、オートバイなども専門の買取ルートを持つ業者に相談すべき隠れた高額品です。
ヴィンテージオーディオ・楽器
スピーカーを含むヴィンテージオーディオは熱心な愛好家が多く、中古市場で高値で取引されています。
楽器に関しても、弦楽器の場合、弦を張ったままの状態で査定に出すことで状態をより正確に判断してもらうことができます。楽器本体だけでなく、譜面台や楽譜などの関連アクセサリーをセットにすることで査定額が向上する可能性があります。
その他の売却可能品目
上記に挙げた以外にも、以下のような品目もまとめて査定対象となります。
- 家電(製造から年数が経っていないもの)
- 家具(デザイナーズ家具やブランド家具)
- 本・CD・DVD類
- 食器(ブランド食器や未使用の贈答品)
買取カテゴリー別狙い目高額査定品
カテゴリーごとに高額査定が期待できる品目と準備しておくべき点を表にまとめました。
| カテゴリー | 高額査定が期待できる品目例 | 査定額UPのための準備 | 価値判断の注意点 |
|---|---|---|---|
| 貴金属 | 金歯、金プラチナ製品 | 清掃 | 破損やデザインは問わず、純度と重量で価値が決定する |
| 時計 | ロレックス、カルティエ | 箱、保証書、付属品の完備。清掃。 | 流行に左右される |
| 骨董品・美術品 | 著名な作家の茶道具、大作の掛け軸、古い陶磁器 | 落款、銘、サイン、箱の確認。状態の維持。 | 作家名や希少性が最重要 |
| 着物・和服 | 大島紬、紅花紬、訪問着、芭蕉布 | 証紙の有無、カビ・虫食いの有無の確認。 | 織物系(紬)は高値になりやすく、査定には専門知識が必要 |
| ホビー・レトロ | ヴィンテージオーディオ、レトロゲーム機、初期アニメグッズ | 動作確認。関連品(譜面台、楽譜、コントローラー)を揃える。 | コレクター需要は特定のモデルに集中する傾向がある |
実家の片付けで売れるものを高く買い取ってもらうには?

ただでさえ忙しい実家の片付けで、売れるものの査定額をどうやって上げればいいのかと疑問に思っていませんか?
ここでは、売却する品物の査定額を最大化するための具体的な準備と効率と経済性を両立させるワンストップの買取戦略について解説します。
きれいに清掃する
見た目の印象は査定に少なからず影響します。特に汚れが目立つものは、可能な範囲できれいに清掃することで査定士に良い印象を与えます。
付属品を揃える
箱、保証書、説明書などの付属品は、その品物の価値を裏付け買取額に直結します。本体と一緒に保管し、査定時に提示できるように準備しておきましょう。
相見積もりを取る
一つの業者にのみ査定を依頼するのではなく最低でも2〜3社に査定を依頼し、査定額や条件を比較検討することが品物を高値で売却するための鉄則です。
骨董品や美術品のように専門的な知識が必要な品は、その分野に特化した鑑定人がいる業者を選定することが特に重要です。
遺品整理と買取一体型サービスの利点
遺品整理と買取を別々の業者に依頼すると、手間や時間が二重にかかります。費用対効果を考えた場合、買取と整理をワンストップで提供している専門業者に依頼することは効率的です。
買取額を遺品整理費用から差し引くことで、手続きの煩雑さを解消するだけでなく、キャッシュフローの負担を軽減し全体的な経済性を高めることができます。この費用相殺こそが遺品整理における買取戦略の最大のメリットです。
遺品整理・買取サービスで多発するトラブルを避けるには?

遺品整理業界は消費生活センターへの相談件数が年々増加傾向にあり、特に契約や料金に関するトラブルが顕著です。
消費者トラブルを避けるためにできることを詳しく解説します。
消費生活センターへの相談の増加
遺品整理サービスに関する消費生活センターへの相談は、2013年度から2017年度にかけて増加しており、相談内容の71.3%が契約・解約に関すること、36.2%が価格・料金に関することとなっています。
遺品整理を依頼する消費者が、知識や情報の不足により不当な契約や高額請求のリスクに晒されやすいことを示しています。契約当事者の9割以上が即時払い(現金等での一括払い)を選んでいる事実も、契約前の十分な検討がなされていない可能性を示しています。
高額なキャンセル料請求と即日契約の強要
見積もりのつもりで業者を呼んだにもかかわらず、「今日契約すれば安くなる」「今すぐ始められる」などとせかされ、契約内容を十分に確認しないまま契約・一部支払いをしてしまうケースが多く報告されています。
その後にキャンセルを申し出たところ、説明を受けていなかったにもかかわらず高額なキャンセル料を請求されトラブルに発展します。
作業当日の予期せぬ追加料金
見積金額で契約を交わしたにもかかわらず、作業当日に「廃棄物処理ができない」「トラックを追加する必要がある」といった理由で予定外の追加料金を請求されるトラブルが多発しています。
事例によっては追加料金を支払った結果、当初の見積金額の2倍以上となる費用を請求されたケースも存在します。契約時における追加料金発生の可能性について、業者が明確な説明責任を果たしていないことが大きな要因です。
遺品整理業者とのトラブル回避についてまとめた記事はこちらをご覧ください。
大切な遺品の勝手な処分・盗難
残すように指示していた大切な遺品が、作業員の不注意によって誤って回収・処分されてしまう事例が報告されています。
さらに悪質な業者では、金銭や貴重品を含む盗難被害のリスクも存在します。
遺品整理で信頼できる業者の見分け方は?

トラブルを回避し安全かつ適正な遺品整理を行うためには、業者選びの段階で以下の必須許可証の有無を確認することが必要です。
これらの許可証は、その業者が法的な責任と適正な運営能力を持っていることの証明になります。
古物商許可証の確認
一度使用されたもの(古物)を買い取る業務を行う業者は、古物商許可証を管轄の公安委員会から取得している必要があります。この許可なく買取を行うことは違法行為です。
この許可は、盗品の流通防止や高価な貴金属・宝石の取引におけるトラブル防止の観点から、警察署が管轄しています。
特に、業者は1万円以上の古物を買い取る際、お客様の本人確認を行うことが古物営業法によって義務付けられています。本人確認の徹底は、お客様の取引の安全性を担保する重要な法的側面です。
信頼できる遺品業者は、許可証の番号(〇〇公安委員会第〇〇号など)を公式サイトなどで明確に公開しており、提示を求めればすぐに確認できます。
一般廃棄物収集運搬業許可証の確認
遺品整理作業で発生する一般家庭から出た不用品(一般廃棄物)を収集・運搬するには、一般廃棄物収集運搬業許可が自治体から与えられている必要があります。
この許可を持たない業者は不法投棄を行う可能性が高いです。万が一、依頼した業者が不法投棄を行った場合、依頼主にも回収措置命令などの責任が及ぶ可能性があります。
この許可の有無は業者の信頼度を測る上で、買取の可否を判断する古物商許可と並び重要なチェックポイントです。
まとめ
実家の片付けを成功させ、精神的・経済的な負担を最小限に抑える鍵は、品物一つひとつの価値を見極めて売却を計画することです。
素人判断で価値ある品をただの古いものとして処分してしまうことは、結果的に遺品整理の費用負担を増やしてしまうことにつながります。
骨董品、ブランド品、ヴィンテージのホビー品など実家には多様な価値が眠っています。これらの品を正しく把握し、査定を通じてその価値を費用相殺に活かすことが、遺品整理の成功に不可欠です。
遺品整理業者を選ぶ際は、買取品目の網羅性や査定の専門性だけでなく、法的なコンプライアンスと透明性を優先することがお客様自身を守る防衛策となります。
よくある質問
遺品整理と買取を別々に依頼するのと、一体型サービスに依頼するのとでは何が違いますか?
一体型サービスのメリットは、買取額の費用相殺による経済的なメリットと手間削減です。別々に依頼すると、整理費用を全額支払い、後から買取額を受け取る手間がかかります。
一体型なら査定額を整理費用から直接差し引くため、最終的なお客様の持ち出し費用を最小限に抑えられ、手続きもワンストップで完了します。
実家の片付けで特に見落としがちで意外と高く売れるものは何ですか?
見落とされがちな高額品としては、純度の高い金を使用している金歯や箱・保証書が揃った高級時計の付属品が挙げられます。
また、特定のブランドのヴィンテージオーディオやコレクター人気の高いレトロゲーム・初期アニメグッズなども専門市場で高値がつくことがあります。
遺品整理の買取金額が作業にかかる費用を上回ることはありますか?
十分にあります。特に貴金属や骨董品など価値の高い品が多数見つかり、適正に査定した結果、買取総額が作業費用を上回るケースは存在します。
その場合、業者はお客様に超過分を支払うことになります。高額品は一般の買取業者ではなく、専門知識を持つ鑑定士がいる業者に査定を依頼することが重要です。
